「○○ちゃん大きくなったわねぇ」「はい、おかげ様で」私「え、普段会ってもいない人のおかげでなんか大きくなってないですけど」おかげ様に隠された意味
親戚、または近所の人
「WISEちゃん、
小学生(中学生、大学生)になったのー、
大きくなったわねー」
親
「おかげさまですー」
と返す儀式的やりとりが昔から苦手でした。
何年も会ってない知らない大人のおかげでなんか大きくなってないよ、
と、当時のひねくれとがっていた私は思ったものです。
しかし、本来、おかげさまはお陰様、つまり、目に見えない陰のような力によって、
という意味なのですね。
誰だれという特定の人を指しているだけではなく、
たくさんの目に見えない加護、それをお陰様と呼んで感謝しているのだそうです。
と知ると、日本語ってすごいなぁ、
日本の精神的レベルって本来高いのだろうなぁと今更ながら反省します。
感謝も、感じて謝る、と書きますが、
なんで感じて謝ることが感謝になるのだろう、と思うと不思議でした。
多分、目に見えない力、思い、は、感じることでしかわからないので、
普段忘れて自分の力だと思っていることを反省し、謙虚になって、
目に見えない自分を支えているものに謝ることが、
感謝という概念なのかな、と。
目に見えないけど、大切にすべきものは、確かにある。
これをどれだけリアリティを持って伝えていけるか、
が、ここ最近のテーマです。