早く仕事をするのではなく、早めに仕事を始めることの方が100倍大事
遅刻しないようにするには?
というなら、
三分早く走るのではなく、三分早く出る、方が確実で安全。
仕事も、早いことが偉いのでは無くて、どんなに優秀でも焦ってやったらミスするし、早く終わってもミスを確認する時間がなかったら、やっぱりミスに繫がる訳で。 仕事を早くするのではなく、早めに仕事する。
昔、とある方と虎ノ門あたりでお食事ご一緒していると、その方がお手洗いなどで席を外した際、パシッとスーツを来た男性に声をかけられました。
「○○さん(←その方のお名前)と知り合いなの?名刺を渡したいのだけど、紹介してもらえませんか!?」 と言われたことがある、知る人ぞ知るすごい人、という方がいました。
たまたま私はヨットを大学生の時に部活でやっていた時期があり、ヨットつながりで知り合ったのですが、確かに事務所がありえない広さで、年間契約料がとんでもない額だと聞いてすごすぎて理解できませんでした(^-^;
その方が、ご自身の船で船上パーティーをされたいというので、お手伝いをしたことがあります。
その時、ことの進め方に驚いたのですが、たかだか10人ほどの身近な人たちを呼ぶパーティで、準備、1か月前からです、、、、、
まず、ご自身でお料理を作ると。ご自身でワインを選ぶと。そのホスピタリティに驚きますよね。(今思えば、多分、もうお金かけてどうこうのイベントに飽きていらしたのかもしれないです)
そのお料理のアイデアをもらうために1流料理店までいくつもはしごして行き。 そしてさらには、ご自身で試作!!少し冷えてもおいしい料理を作るというテーマでした。
(船にはキッチンもあるのですが、基本は作って持っていくことにしたので)
必要な食器等の準備も万全。 もう紙皿とか紙コップとか、プラスチックのフォークとか許されないんです。
そして夜7時からの予定で、集合、午前10時。 私、メールを見て何かの勘違いかと思いました。
でも確認して訂正されなかったので、「なぜ10時・・・?」と思いながら到着。
すると、案の定、準備は13時には完璧に終わります。
余りもので料理してお昼。
手持無沙汰じゃないか・・・・と思ったら、そこからが違いました。
「で、ここから更に良くするためにはどうする?」 とディスカッションになりました。
え、散々準備したのに? とりあえず、船に荷物を運びましょう、と行くと、 じゃぁ時間があるから、船内の掃除をもう一回!と。
実際やってみると、あれもこれもとやることが出てきて。 あっという間だけど、余裕をもって開始の時間になりました。
その時、 「仕事をもらって、締め切りまで時間がある、というのは勘違いで、締め切り前に仕事が終わって初めて、時間があるというんです。
そのできた時間でよりよい仕事にするんですよ。」
と言われて、なるほどなと。
それから、課題は、締め切りの3日前にはなるべく終わらせるようにしています。
1日寝かせると、違う側面が見えて、次の日もっと良くできるので。 これが大切なんだな、と思います。